オススメ英語教材・"Living Language"シリーズ

拙い英語でも通じるけれど


アメリカに来て、英語で生活してみて分かった事ですが、アメリカの人々は「英語ネイティブではない人の英語」にかなり寛容です*1
これは僕のような文法無茶苦茶・発音無茶苦茶な英語でもある程度通じると言う点で都合が良いのですが、
裏を返すと「自分もノンネイティブの英語を聞く機会が多い」という事を意味しています。
いわゆる「〇〇訛りの英語」というやつです。


これがなかなかキツくて、僕の場合では中国訛りの英語と、黒人女性の早口英語がなかなか聞き取れません。
逆に僕にとって聞き取りやすいのがメキシカンの英語ですね。

日本の英語教材の発音が発音が綺麗すぎてビックリした


んで、こんな状況で日本の英語教材を聞いてみると、発音が素晴らしく聞き取りやすくてビックリしました。
「こんな発音するのアナウンサーくらいだ!」という論調をたまに耳にしますが、TVのアナウンサーはもっと早口ですね。
まあ発音が美しいのは素晴らしい事なのですが、それに慣れてしまうと聞き取りに苦労されるかもしれません。
ちなみに僕は日本にいた時に、本城式英会話という教室に通っていたのですが、そこで教わったリスニングスキルもかなり役に立っています。


僕は日本の英語教材もいくつか使っていますが、最近はアメリカで発売されているESL*2教材を使っています。

ELS教材"Living Language"が素晴らしい


多様な人種という文化的な背景からか、ESL教材は米国では豊富に販売されています。
日本に住んでいた時には「外国人向けの日本語教材」など気にした事すらありませんが、数だけなら日本のそれの比ではないと思います。


多くあるESL教材で僕が気に入っているのが、RandomHouseの"Living Langurage"シリーズのオーディオブックです。


その中でもオススメなのが、次の"English for New Americans"です。

English for New Americans (ESL)

English for New Americans (ESL)

この教材は本+CD3枚+DVD3毎のセットで、39.99ドルとかなりお買い得です。
外国人がアメリカで生活するにあたっての、日常会話や生活する上で必須の言い回しが収録されています。

このオーディオブックはEASYレベルなので、DVDやCDの会話の内容はそれほど難しくないのですが、
素晴らしいのが「アメリカの一般人の会話」が収録されているという点です。
つまり白人、ラテン系、アジア系、アフリカ系などの発音が普段の発話スピードで収録されています。
役者さんによる寸劇なども収録されているのですが、役者さんもラテン系、アジア系、白人などと多種多様で「綺麗な中国訛り」という珍しいものを聞く事も出来ます。


「手加減無しの英語でアメリカの生活を疑似体験できる」という点でこの教材には素晴らしい価値があります。

*1:カリフォルニアは人種も多様で特にそうらしいです

*2:English as Second Language:第二言語としての英語